健保のしくみ

医療費明細

病気やけがの治療を受けたときにかかる医療費は、診療報酬という国が定めた基準に基づいて、全国どの病院でも一律に決まりますが、みなさんが病院の窓口で支払う金額は、保険証を提出すれば自己負担分のみで済むため、実際にかかる医療費がいくらだったのか、意識しにくいしくみとなっています。

例えば、義務教育就学のお子様から69歳の場合ですと、病院の窓口で健康保険証を提示され3,000円をお支払いされた場合、実際には10,000円の医療費がかかっていて、残りの7,000円は、皆さんが納めた保険料を財源とする健康保険から支払われています。

そこで、GE健康保険組合では、この貴重な財源を大切に使っていただく為に、みなさんが支払った医療費や健康保険組合が負担した給付金などがわかる「医療費明細」をHP上に作成し、お知らせしています。

医療機関の窓口では、初診料・検査料・処置料など項目ごとに医療費が記入された領収書や、より詳しい医療情報が記載された明細書を発行してくれますが、後日HP上に通知される「医療費明細」と照らし合わせてチェックするように心がけましょう。

また、「医療費明細」には、処方された医薬品をジェネリック医薬品に切り替えた場合の、差額情報も提供しております。